2005年11月10日

第二段!!スピードワゴン小沢さん流 あま〜いセリフ集を実践してみたぜ!!

お疲れちゃーん!
スピードワゴン小沢さん流
あま〜いセリフ』実践第2段だよ!


前回記事はこちら。青春だ。



[前回のあらすじ]

俺の名前は加持。都内で働く26歳、
ピーターパン症候群のサラリーボーイさ。
みんな、カッシーって呼んでくれよなっ。

彼女ができないっ!それが僕の悩み。

夜の街に流れるラブソングが聞こえる今日この頃。
また今年もクリスマスが近づいてきた。

ぬおぉぉ、時間がないゼっ!!
早く意中のあの娘に告白しないと。

だけど俺には武器がないよ…。_| ̄|○

そんな中、ふらりと立ち寄った本屋で見つけた
お笑い芸人スピードワゴンの甘いセリフ集「あま〜い」。
キラキラ輝く甘い台詞達。

あま〜い!

中身を読んで思った。
これならデキる。

まずは実践投入で腕を磨くぞということで
キャバクラ嬢に実践。

何かしらの手ごたえを掴んだボクだった…。

詳しくはこちら



渋谷タワーレコード前で友人の
高っちゃんを待っていた。肌寒い夜。

今日は普通に仕事帰りに飯を食いに行って、
高っちゃんの狙っている女の子(エミ子ちゃん?)を誘う
スノボのプランを立てる予定。

…しかし、もう20分も待たされている。

タワレコの大型テレビジョンでは、今年リリースされた
CDのカウントダウン番組がやっていた。

「早いもんだな、今年もあとちょいで終わりか」

ボクはため息をついてふと上を見上げた。
真っ暗な空が広がっているだけだった。

高っちゃんが息せき切って走ってきた。
「わりぃ、遅れた、マジでゴメン」

「どうしたんだよ?仕事長引いた?」

横を向いて話しにくそうな顔をして高っちゃんは言った。

「…スノボだけどさ、無しになった」

「え?なんでだよ?」

「エミ子ちゃんが電話に出てくれなくなった…。
 もう3日目だ」

しょんぼりする高っちゃん。
あんなに、仲良さそうだったのに…

カウントダウンの番組では
加藤ミリヤがしゃべっている。

俺はとっさに返す言葉が出てこなかった。

「はぁ〜…、ダメだな、俺」

はっと我に返って言葉を返す俺。
「なんでだよ…。てゆっかさ!
 ま…またさ、コンパやればいいだろ。
 俺が開いてやるよ!」

男友達としてとことんいい奴の高っちゃんが
ヘコんでいるのは悲しい。

「いや〜…(ため息)、あの娘が良かった。ダメだ俺」
うつむく高っちゃん。沈む空気。

加藤ミリヤの歌がサビにはいった。
ロンリーガール。

♪ロ〜ンリ〜ガ〜ルゥ 寂しいんじゃないよ〜
 ロ〜ンリ〜ガ〜ルゥ ひとりが好きなだけ〜
 ロ〜ンリ〜ガ〜ルゥ 泣いてるんじゃないよ〜
 ロ〜ンリ〜ガ〜ルゥ 風がまぶしいだけ〜

「げ、元気出せよ」

テンションが落ちまくりの高っちゃん。
そんなアンタは見たくないぜ!

うぅうぅ…。どうするべ、どうするべ〜

気が付くと俺は口を開いていた。
「…なぁ、高っちゃん、俺も勉強中なんだけどさ、

モテる男の条件って知ってっか?

俺には、スピードワゴンのあの小沢さんが憑依していた。

首を横に振る高っちゃん。

「あまいセリフをさらっと言うんだよ」

意気消沈している高っちゃん。

「とりあえず、来い!行くぞ。キャバクラでも行って
 パーッとやって元気になろうぜ!
 あんなエミナントカなんかより何億倍もカワイイ奴が
 たくさんいるぜっ!」

しぶしぶついてくる高っちゃん。

加藤ミリヤの歌は終わりに差し掛かっていた。

♪さぁ そろそろ行こうか
 要らない荷物は捨てて
 ロ〜ンリ〜ガ〜ルゥ 大丈夫だから
 手を貸そう 未知なる道へ。。。

スピードワゴン小沢さんの声が聞こえた。

「そんなことよりパーティ抜けださない?」




今日の舞台は、渋谷道玄坂 Pub ピーー。
いざキャバクラ!!黒服と交渉を済ませ、
70分4,000円。まーなかなかでしょう〜。

テンション上がるねテンションあがるね〜〜!!
まるでペンギン村に来たようなアゲアゲ感だわさ!!

んちゃ!キャバクラ来ちゃったよ、ホヨヨ!!

♪き〜たよ、きたよ、キャ〜バクラにぃ〜
 テケテケ テッテンテン!!
 ピッピピピィ プッペッポぉー 高ッちゃんもぉ〜

 みぃ〜んな あつまれぇ キャバクラにぃ
 どぉ〜んなコトがぁ 起こるかなぁ
 それゆけ イッシシシ おたのしみッ!!

刺激がほしけりゃ バ・カ・ニ・ナ・レ!!

「え〜高っちゃんクンを慰めるためじゃなくて、
 ただカッシーがキャバ行きたかっただけじゃ〜ん。」
という読者の声が聞こえそうなので解説を。

セイセイセイセイ!!ちょっと待ってくださいよ〜。
高っちゃんが楽しめるように俺は、
楽しいふりエロピエロのマスクをしてるだけですよ〜。
失恋救出には、どんちゃんはしゃぐのがいいの!


このページをミロ!

女にわからへん、男の空気ってあるやねんで!
男の友情ってそういうもんやねんで!

取り乱しました、すいません。

キィ〜〜ン♪と席について
チョコんと座って待っている私と高ッちゃん。

まだかな、まだかな〜、キャバクラのお姉さん、まだかな〜
こりゃあ、学研のオバチャンがぐらいの待ち遠しさだぜっ!

(↑クドいですが、あくまで楽しいフリをしているだけですヨ!)

黒服がシステムの説明に来る。
「当店は、完全70分の4,000円ポッキリ
 ノーチップ制となります。
 女の子の嫌がる行為はご遠慮くださいませ。
 御延長の際は、お知らせいたします。」

ここでオチャラケムードは終わりだ。

フリスクをドバッと手に出して、口に放り込み、
(口の中はワンダーランド)
首をコキッコキッと左右に二回鳴らした。
後は終始シリアスモードで行くぜ。
グレーシィ一族の体操で身を引き締める俺。

You nahmsayin'?
オレノイッテルコトワカリマスカ?
Linguini pasta?
ワカンナクテモ Say ワカッタ!!


「わかりました。厠(かわや)はどちらで?」

「おトイレはあちらの角を左になります」

「どうもありがとう」

オレは、トイレに入ると、
スピードワゴンの「あま〜い」を取り出して
フォトリーディングした。
フォトリーディングとは、
「本をパラパラめくってページを頭に写し取る」
という常識を覆す速読術だっつ!!

これを読めばマスターできる。

カ・カ・カンペキだ!
アハ! at your own リスク
if you wanna ENTER!

外に出たら、そこに広がっているのは戦場だ。
男と女なんてね、こんなもん、
「ケツの持ってき合い」みたいなモンやで。
どっちがどっちのケツを取るかや!
取るか取られるかや!

You nahmsayin'?
オレノイッテルコトワカリマスカ?
Linguini pasta?
ワカンナクテモ Say ワカッタ!!

トイレのドアを開けた。スタートゥハ!!


「リカでーす、山口リカ。よろしくお願いしまーす」

トイレの入り口でお手拭を持って立っていてくれた。

――――――――――――来たっ!チャンスだ!
ファーストアタック開始だっつ!!先手必勝だぜ!!

「ありがとう。カッシーです。よろしく」

一息ついて僕はいった。

「それにしても、ツイてない」

話しながら席に戻る俺とリカちゃん。
黒いドレスからみえる肩に
イブサンローラン ベビードールの香水が仄かに薫り
僕をメロー&ムーディにさせる。

「どうかしたの?」

「俺の人生なんだったんだ!って感じ」

「私でよかったら聞くよ」

「クソッ!マジで最悪だよ」
地団駄を踏むオレ。

席に着いた俺とリカちゃん。

「…大変だね」

ずっと下を向いているオレ。

ため息を大きくついて、リカちゃんの方をむいた。

二人の目が合って、数秒してから言った。

「本当にツイてないヨ。

 今まで25年間、

君に出会えなかったなんて」


あま〜〜〜〜〜〜い!!!

甘いよ甘すぎるよ〜〜。

ダイエット中だから、

ソバしか食べないといいつつ、

食後にガマンできなくって、

吉野家で牛丼食べちゃう

俺ぐらい甘いよ!!!!

カロリーもコストも

2食分で大幅アーーップ!!

へっちゃらだ〜い!!


…で、で、で、反応は??


「ふぅ〜〜〜ん。」


…で、で、で、反応は??(2回目)


顔を見て、リアクションを求めると
「えっ?何々?」みたいな顔でこちらを見る
リカちゃん。


終わりかよ!!スルーかよ!!!

「ふぅ〜〜〜ん。」て!!!

ウケるなり、オトすなり、作り笑いするなり

煮るなり焼くなり揚げるなりなんなりしてYO!!

プラスか、マイナスか!

ゼロはイヤ!ゼロはイヤ!ゼロはイヤ〜〜!!


くそぅ…、インパクトが弱かったか…。

高っちゃんが苦々しい顔でボクに追い討ちをかける。
「カッシー、全然モテてないじゃん。
 しかも、さぶいよ…。直視できないよ。
 思わず目をそむけてしまったよ。
 滑ったよな〜アイツ!」

「うん最悪、キャハハハー!!」

つうか、高っちゃんを慰めようと思ったら、
もうナオンちゃんと楽しそうに解けこんどるやないの!
しかも、俺に二人の会話に入ってくるなオーラまでっ!!
あんにゃろー。お前には甘い言葉なんて教えてやらんぜ!

「あぁっ、あれはジャブだよ…。
 まだボディーブローはだしてないさ」

まぁ、ファーストアタックさ、
♪冷静にな〜れ〜よ〜 ミ・アミーゴ。

グラスに氷を入れながら、
リカちゃんが話しかけてきた。
「お酒はどれがいい?」

――――――――――――来たっ!
今日はあま〜い言葉チャンスのオンパレードカッツーの!!
エレクトリカルパレードかっつーの!!
今日はディズニーランドよりファンタジーをあげちゃうゾ!!


「う〜んと、じゃあ、焼酎の水割りで」

「オッケーイ★」

キュポンッとボトルを開けて焼酎を
少しグラスに注いだリカちゃん。

続いて水をいれようとするリカちゃん。

「あ、、水はちょっとでいいよ」

「ホント?じゃあストップって言って。」

水差しから水を入れようとするリカちゃん。

「ストップ!」
入れる直前でストップをかけた僕。

「え? まだ全然入れてないよ」

「いいんだ…」

「これじゃあ、濃すぎて飲めないでしょ?
 お水、いれるからね〜」

またつぎ始めたリカちゃん。

「ストップ!!!」

水差しをテーブルに置きながらリカちゃんが言う。
「…〜〜もう、なんなのぉ??」

俺がガイジンみたいに
両手の平を方の高さに広げて言った。

「残りは僕から愛を注ぎましょう。

 溢れさせてもいいですか?」

あま〜〜〜〜〜〜い!!!

「オレ…手相が見れるんだ」といえば

ナオンちゃんにタッチできると思ってる

セクハラ部長の発想ぐらい甘いよ!!


こりゃあもう井戸田さんでも甘いというわ。
潤さん甘いというわ。 安達 祐美もいうわ。

おれのアタックは止まらない。


「最近さぁ、ドラマとか見てる?
 面白いのあったら教えてよ」

「そうだなぁ…、今は見てないけど
 野ブタ。をプロデュースは面白かったなぁ…!
 カッシー見た?
 カトゥーンの亀梨がかっこいいの!」

「くだらないな」

「え?どうして?」

「くだらないよ、そんなもん見たって
 絶対つまんねーだろ」

「どうして見もしないでそういう事が言えるわけ?」

「ドラマは見るものじゃなくて、するもんだ。

 たった1クールじゃ終わらない

 君と僕のラブストーリー体験してみない?」

あま〜〜〜〜〜〜い!!!

えびフィレオバーガーのコマーシャルに

エビつながりだけで、エビちゃんを起用しちゃう

マクドナルドぐらい甘いよ!!!

そしてエビちゃんがカワイイからと言って

毎日えびフィレオ食べてるオレも甘いよ!!

「… んもうっ 大人げないゾッ★」

レッツゴーえびぷりスタイルドットコム
ホムペで「エビちゃん壁紙」ゲットできるヨッ!」
エビの数だけ幸せになれるわー。

あぁぁ乗ってきた!!
甘い言葉の神が神が降りてきた!!

投げキッス!!投げキッスぅ!!
投げキッス!!投げキッスぅ!!
投げキッス!!投げキッスぅ〜!!

「アハハ〜、もう、チョーうけるんだけど、
 カッシーって自分の事カッコいいと
 思い込んでるのがウケるよぉ」

「何をいっとるんだ。マジでリアルかっこいいでしょうが。」
マジで何をいってるんだ、今日はめちゃめちゃ
シリアースなキャラでキメているのに。
どっからみてもイケメン系やろ。

「しかもナルシー?顔を必死でキメてるのがいいよ!(笑)」

「キメてないでしょうが。さっきから何をいっとるんだ。」
今日はいつも違うのに!

「キャハハ、存在自体がふざけてるヨ!」

…なんじゃ、その発言は。。。

「わたし22歳なんだけど、
 え?カッシーでさっき言ってたけど、25歳?」

「ゼロ歳」

「何?その中途半端なボケ」

「今日、君と出会って恋をして、

 生まれ変わっ…

qあwせdrftgyふじこlp」

クソッ!!!

肝心なところで噛んだ!!

Daaaaaaaaaaaaaaaamn It!!

ジーザスクライスト!!!

キーーーーーーーッッッ!!!

悔しいザマス!!!

PTAにいいつけてやるザマス!!!


「噛んじゃったね〜、残念。」

勝ち誇ったようにいうリカちゃん。

くそぅ。フリスクを食べて出直しだ。
♪冷静になれよ ミ・アミーゴ。

ポケットからフリスクを取り出すと
リカちゃんが言った。

「私にもちょうだーい」

「うん、いいよ、ほら」

「ありがとー」

それからしばらく飲んでいたら、
リカちゃんのお腹がグ〜ゥとなった。
空腹でフリスクを食べたのが効いたらしい。

「あ、お腹なっちゃった!チョー恥ずかしい…
 今日何も食べてなかったから…」

「君みたいなカワイイ子猫ちゃんに

 ゴロゴロ いわれたらイチコロだぜ?」

あま〜〜〜〜〜〜い!!!

ニャーーーーーーー!!!

猫ひろし!!猫ひろし!!猫ひろし!!

ラッセラー!ラッセラー!

ポーツマス!!ポーツマス!!

猫耳メイドのフィギュアを集めちゃう

アキバのニートぐらい甘いよ!!!


「あっでもそういうとっさのフォローを
 甘いセリフでしてくれる人っていいかも!」


…え?マジで?


よし!ゲッツ!俺の時代だ!
俺の時代が来た!俺の時代が来た!
明治、昭和、平成、オレ!!
よし来た!よし来た!よし来た!よし来た!
解り始めた My Revolution 明日を乱すことさ
誰かに伝えたいよ My fears My dreams 今すぐ
夢を追いかけるなら、容易く泣いちゃダメさ
君が教えてくれた、My fears My dreams 走り出せる

波に乗っていくよ〜。

「でもどうして、何も食べてないわけ?」

「最近、太っちゃってさ、ほら見て」

二の腕をプルプルさせるリカちゃん。

「これ以上いっちゃうとマズいじゃん?
 ハァー、がんばらないと、ダイエット」

「嬉しいよ、俺は」

「どうしてよ」

「だって大好きな君の量が

増えるんだから。」

「優しいね。ありがとう」

おおええぇええぇぇえぇぇえ!!!!

今のはさりげなく、決まったわ!!

コツを掴んだ?流れに乗った?

――――――その時、小沢さんの声が聞こえた。

『甘いセリフを「さらっ」と言うんだよ。』

そうだ、「さらっ」とだ。
わかってきた。さりげなさ、
ジェントルメンなフォロー。
ナオンちゃんのハートを掴むのはこれか?

あれ、見えてきた。光が見えてきた。
後光が差してる、オレ?
頬を撫でる風は涼しげ
何気に何かをつかみかけてる今。

「でも、イタリア人って毎日、
 こういうこというんでしょ?
 私、それだったらイタリア人と付き合いたいな」

フフッ、そうだね。

さぁて、ここで一度、インターバルとして
トイレで「パワーアップタイム」をいれるか。

トイレにいって、ワイシャツのボタンを
第四ボタンまで外して、香水をキツめにして
髪の毛を若干オールバック風にした。

鏡に向かって、
「俺はイタリア人、俺はイタリア人、俺はイタリア人、
 俺はイタリア人、俺はイタリア人、俺はイタリア人、
 俺はジローラモ、俺はパンツェッタ、俺はジローラモ、
 俺はジローラモ、俺はパンツェッタ、俺はジローラモ、」

ヨイサッ!いくぜ!!

席に帰ってしばらく話しているとリカちゃんが。

「ねぇ、お酒頼んでいい??」

「いいよ。その代わり、ゲームで俺に勝てたらね」

「どんなゲームなの?」

「なぞなぞとしりとりどっちがいい?」

「うんとね、じゃあ、しりとりがいい」

「じゃあ、始めようか。リカちゃんが先でいいよ。」

リカちゃんは、テーブルの上にあったお菓子を指差していった。
「『ポッキー』。『き』ね。」

「『き』か…、わかった。

 『君と出会って、永遠の意味を知った』

「アハハ、そういうノリ?? 『た』ね。
 じゃあ『たんす』」

「『す』ね、ちょっと待って、、」

俺がタバコを手に取ると、リカちゃんがつけてくれた。

「ありがと」

そして、煙をはいた後、リカちゃんの目を見ながら言った。

『好きという言葉では、

この気持ちを表しきれない』」

「(笑)ウケる〜。じゃあ『インド』」

『どうしても今夜、

君を手に入れたいよ』」

※ここで補足チェックポーイント!
 こちらが甘い言葉で返すときは、文章になるので
 『い』で終わりがちです。
 例えば、先の例の「願望(〜した『い』)」や
 形容詞であれば「どんなダイヤより君の方が美し『い』」。
 なのでナオンちゃんが応え易いように、
 そこで、『い』で終わる場合は語尾を変えてあげましょう。
 例:「愛したいよ」「キレイだ」

「じゃ、『ヨーグルト』」

「『止まらない、止まらないよ!君への愛おしさが』」

「なにそれ〜(笑) 段々長くなってきてない??」

「んなこたぁないよ。はい、『が』だよ」

「うーんと、『ガーナ』。国名ね」

「『波の数だけ抱きしめたい』」

「(笑)なにそれ〜。」

「知らないの??ミポリンと織田裕二の映画」

「しらなぁい。それはあんま意味わかんないし、ナシー。」

…平静を装っていたが、

そろそろネタが尽きてきた!!

ファックオフ俺!!

こんなことなら、インターネットで事前に

五十音全て甘い言葉を

ググっておけばよかった!!!

この前よんだモテ本に

書いてあっただろ!!

俺たちモテないクンが

ナオンちゃんを落とすには

情報収集9割、現場1割だって!!

事前準備が足りなかったヨ ジーザス!!

「な…、、な、、なななな…、『なんか君が好き…さ』」
思わず自信がなくて小さい声でいってしまった…。

「え〜、なんか急にレベルがグッと落ちたんですケド!(笑)
 テンパってる??」

ちょー苦し紛れ。
つうかつうかつうか、、、ちょっとまて、、
てゆっか、これってどうやって落とすんだっけ?
最後の甘い言葉は、ナンだっけ???
思いだせん…。ヤベー焦ってきた。

「しょうがないな〜。じゃあ『さんご』」

『ご』て!!その濁音バリバリの言葉から

始まる甘い言葉なんてあらへんってばさ!

サマンサタバサ!!絶対ナイ!絶対ナイ!

「ご〜〜〜、ご〜〜〜、ご〜〜〜…」

「おそ〜い、ツマンナーイ。早く。カッシーの負け?
 チッチッチッチッチッ…」

時計のマネで俺を焦らせてくるリカちゃん。
オチも思いだせんし、「ご」ではじまる単語も
思いだせん。男は二つの作業を同時に出来ないって
昔本で読んだことがあるヨ…。右脳と左脳の問題で!
カッシーコンピュータ、フリーズ直前。

「じゃあ、カウントダウンしまーす。
 10、9、8、7、6、5…」

「ごぉ!? ご〜〜〜、ご〜〜〜、

ご結婚してください!!

「敬語になっちゃったよ!!!アハハハハ(笑)」

かしこまっちゃったし!!
ダメだ、俺。明日からダメダメくんと
呼ばれても返す言葉がないヨ…。
「駄目 駄目夫(だめ だめお)」とか
「網手内 洋(もてない よう)」に改名だな。
甘いよ、自分に甘いよ、俺。鍛錬が足りなかった。
明日からは日が暮れるまで己を鍛えよう。

「じゃっあ、私の勝ちね〜。お酒頼むよ〜
 すいませー…」

「ちょっと待て!俺は負けてないっ!!
 だって、『ん』で終わって無いじゃんっ!!」

「だって、ロマンティックじゃなかったし。」

「誰がロマンティックじゃないと
 ダメというルールを言った!!??
 そんなコトは一言もいってないっ!
 これはノーマルはしりとりだっつ!!」

「男らしくないよ、カッシー。」
げんなりムードのリカちゃん。

「なんとでも言え。おならプゥ〜〜」

明らかにカチンときているリカちゃん。

「じゃあわかった。なぞなぞで勝負だ
 俺から問題を出すから答えろ!!」

「…しょうがないなー。泣きの一戦だよ。いいよ」

「じゃあ英単語のテストをやるよ」

「あっ!!私、高校は外国語コースだったから楽勝だよ!」

「フフン、じゃあやりがいがあるね。
 じゃあ手のひらを出して」

”beautiful”と手のひらに書いた僕。
「ビューティフル。この意味は?」

「キレイ、美しい!」

「ブー。間違いだな」

「ええ!絶対あってるよ!」

僕は彼女の耳元で囁いた。
「beautifulっていうのは

一つしか意味がない。

 君を表す言葉だよ」

あま〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!

ルックルックルック!

スゥウィーーーーーーーート!!

ウィッキーさん、Here We Go!!!

「じゃあ、これは?」

”pretty”とゆっくりと手のひらに書く僕。

「…知ってるよ…」
伏目がちで、少し困った顔でこちらを見るリカちゃん。

「『かわいい』っていう意味じゃないよ」

答えない、リカちゃん。

「prettyっていう言葉は、

 君が生まれてから出来たんだぜ?」

鼻で笑って、下を向いて、またこっちを向いて
リカちゃんが言う。

「アハハ、もーからかわないで。
 私本当にそういうのに弱いんだから」

「あんな単語も知らないなんて、落第だね。

 こりゃあ、これから毎日、俺と課外授業だ。

 ”LOVE”って単語の意味も教えてあげるよ」

「アハハハハ!!」

「知ってる?アルファベットって昔、

 25文字しかなかったんだよ。

 …君と僕が出会ってアイが生まれたんだ。」

「(笑)もうヤメテ!笑いすぎて、お腹イタイから!」

さらに甘い言葉の超特急を重ねようと思っていたその時!!
リカちゃんは衝撃的な発言をした!!!

「それで顔がジャニーズ系
 だったらパーフェクトだったのに」

「それで顔がジャニーズ系
 だったらパーフェクトだったのに」

「それで顔がジャニーズ系
 だったらパーフェクトだったのに」

「それで顔がジャニーズ系
 だったらパーフェクトだったのに」

「それで顔がジャニーズ系

 だったらパーフェクトだったのに」


え?何??え?何?
意味がわからないんですケド。

はい?

もしかしーて…、、、、

…今までの俺の努力、全否定?

…俺の存在、全否定?

…ほ…ほ、、、骨折り損の

くたびれもうけ???

もう死ぬわ。

わかった。もう死ぬわ。

結局俺なんていくら努力してもダメなんだ。

「傷ついたから帰る。」

「ちょっとマッテ!!」

「高っちゃん!チェックで。」
俺は両手の人差し指をクロスさせながら席を立った。

「ちょっと待ってってば!!!」

「いや、もう決めたんだ。俺は死ぬわ。
 もう疲れた。安らかに眠りたい」

「ギャグっぽかったけど、楽しかったし…嬉しかった!
 関西出身で東京のオトコの人はツッコミどころが
 少ないと思ってたけど、今日は楽しかった」


え……

よし!ゲッツ!俺の時代だ!
俺の時代が来た!俺の時代が来た!
縄文、弥生、卑弥呼、オレ!!
黄河、チグリス、ツタンカーメン、オレ!!
よし来た!よし来た!よし来た!よし来た!
解り始めた My Revolution 明日を乱すことさ
誰かに伝えたいよ My fears My dreams 今すぐ
夢を追いかけるなら、容易く泣いちゃダメさ
君が教えてくれた、My fears My dreams 走り出せる


会計を済ませて、店を出た。
リカちゃんが腕に手を回して、
店の外まで送ってくれた。


「ねぇ、連絡するから電話番号教えて」

「おう。メモ帳ある?」

「う〜んとじゃあ、この裏に書いて!」

バッグからボールペンを取り出して、
電話番号を書いて、それが見えないように二つ折りにして
リカちゃんのバッグへ差し込んだ。

「今日、リカちゃんはこの後、沢山の人に出会うと思う。
 この後朝まで、何人も何人もね。」

「うん」

「明日の朝になって、それでも俺の事を覚えていて
 くれたらそのメモ用紙をみて、電話をくれたら嬉しい」

「えー、なんて書いたの?今見たい」

「ダメだ。絶対に明日の朝まで見ちゃダメ」

「…わかった」

「じゃあね。大丈夫。二人を繋ぐ赤い糸がまた、
 俺達を導いてくれるよ。」


こうして渋谷を出た俺と高っちゃん。

高っちゃんと分かれて、
新宿方面の山手線に乗り込んで
窓から渋谷の街を見下ろすと、
Q-FRONTの大型ディスプレイが見えた。

加藤ミリヤは映っていなかったけど、
僕には歌声が聞こえたんだ。

♪今が楽しい渋谷センター街 だけどいつまで続くかわからない
 できれば切り開きたい新時代 きっとやれるんだって信じたい
 SO ハマッた迷路から出たい and i 今すぐ家へ帰りたい
 迷いながら いつか見つけたい すべてが見える地図を


電話番号になんて書いたかって?

特別に教えてあげるよ。


「14106」


アイシテル。


甘い言葉、甘い生活、甘い人生。

き…、きまった…。あますぎるヨ。

カッコよすぎるよ…。

こんなパーフェクトな

締めくくりはありえないよ。

明日電話かかってくるかなぁ…!

きっとリカちゃんは、朝おきて、夢みたいに
俺の事が忘れられなくて、
気分はMK5(MajiでKoiする5秒前)で、
バッグからメモを取り出して、
テレフォンナンバーをプッシュするんだ。


1・4・1・0・6。


ドキドキしながら、電話が繋がるのを待つリカちゃん。


「この電話番号は、現在使われておりません…」


やばぁあえええ!!!!

俺、マジの電話番号教え忘れてた!!!!!

これじゃあ二人は離れ離れじゃんか!!!

セイセイセイセイ!!ちょっと待ってくださいよ〜。

そりゃあないヨ、神様!!


ハァハァハァ…


まあ、俺は酒場のホステスとは恋をしないさ。


バーチャル訓練はもう終わった。
「甘い言葉レベル」が驚くほど成長した俺は、
次回ついに、意中のあの娘を
ツーショットでデートに誘うぜ!!!

もう、恋愛ニートとは言わせないぜ!!!

次週、乞御期待。青春アミーゴするぜ。

posted by kassie2.0 at 01:03 | 東京 ☀ | Comment(7) | TrackBack(6) | ハウトゥーもの -howto

この記事へのコメント
今回もおもしろかったです!
読んでるだけで好きになりそうでした。
Posted by 深田いぶき at 2005年11月10日 20:26
今回もかなりよかったです
ちょっとずつオリジナルを入れてたりして面白かったですよ
Posted by 紫ユリ at 2005年11月10日 21:12
>深田さん

コメントありがとうございます
毎日ブログチェケさせてもらってます。
フシギな文章がベリーグッドで
参考にさせてもらってマッスル。

>紫ユリさん

今回、甘いセリフをマスターするために
スピワゴの全DVD(単独モノからエンタまで)
チェックしちゃいましたわ。
おかげでBig Waveの意味がわかったさ。


また遊びに行きます
Posted by kassie at 2005年11月10日 23:14
初めまして。トラバありがとうございました!
かなり面白いです!!っていうか、カッシーさん素敵すぎです!!眩しいっ><
これからも、頑張って甘い言葉をさらっと言える男になってくださいね★
Posted by 佳理菜 at 2005年11月20日 18:56
はじめまして。トラバありがとでしたv
カッシーさん面白すぎで惚れました!
ではでは。また来ます☆
Posted by いよ at 2005年11月20日 20:46
はじめまして。
トラバありがとうございました。
甘い言葉沢山出てきましたね。私は甘い言葉が
好きなので、読んでて溶けそうでした。
これからも、甘い言葉を連発してくださいね★
Posted by こっぺ at 2005年11月26日 19:11
こっぺさんコメントありがとうございます。

あまーいを丸暗記(笑)してから
数ヶ月。最近は
オリジナルネタもピキーンと
思い浮かぶようになった始末です。

また更新しますのできてくださいね。
Posted by kassie at 2005年11月27日 00:27

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人気記事は「あまいセリフ」だった!
Excerpt: 囹あまいセリフ実践記事はこちら囹 本家のブログに最近、Google Analyticsという ちょい高度な解析ツールをいれましたら、 アクセス数以外のもう..
Weblog: I ラブ Me ミニ。
Tracked: 2005-12-12 00:15

裏 ジャニーズ カトゥーン 亀梨
Excerpt: カトゥーンの亀梨がかっこいいの!」 「くだらないな」. 「え?どうして?」 ...それで顔がジャニーズ系 だったらパーフェクトだったのに」. 「それで顔がジャニーズ系... う??んとじゃあ、この裏に..
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Tracked: 2006-04-16 16:08

春色登場!サマンサタバサ 通販ショップでゲット!
Excerpt: 憧れの的「サマンサタバサ」!そのカワイさと美しさが共存したデザインは、まさに「愛されオーラ」全開!通販・販売ならココ!
Weblog: サマンサタバサ 新作・通販 LOVE samantha!
Tracked: 2006-04-20 14:51

スピードワゴン小沢さん流「あま〜い」セリフ実践をマジで実施してみたぜレポート!
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